1. わいわい白州 グループホームを運営するにあたっての地域での連携

一般社団法人だんだん会 グループホームわいわい白州

グループホームを運営するにあたっての地域での連携

運営推進会議

介護保険制度で義務付けられた認知症高齢者グループホームにおける「運営推進会議」を、近隣住民、行政機関、地域包括支援センター、民生委員、町内会、商店街組合、近隣非営利法人など、個人・団体を問わず様々な人々で構成し、認知症高齢者グループホームの運営のことはもとより、それだけに留めず、施設を社会的資源として地域で有効に活用するために、対等の立場で考え、実践する組織として機能させます。

町の「会」の一員に加えていただきます

地域の内の集まりの事情に合わせて、「会」に加えていただきます。
地域内の取り組みには、「会」のご理解とご協力を得て、入居者も一緒に参加できるようにします。

地域交流スペースの開放

地域交流スペースを確保し、夜間帯も含めて地域住民の方が利用できるようにします。
地域ケア会議はもちろんのこと、地域内のケアマネジャーや事業者の会議や打ち合わせの場所として、あるいは種々研修会等(小規模)などに活用していただきます。
地域の皆さんの会議や趣味のサークルなどの場所としての使用できるようにします。
また、認知症カフェとしての利用も可能です。

地元の商店での買い物

グループホームでは、自炊で日々献立を相談しながらその日の買い物をします。
近隣の道の駅やスーパーマーケットなどで購入することになると思いますが、そういう中で地域住民の皆さんとの交流ができると思います。

互いに助け合う関係性を町の人々とも築けるよう運営します

互いに助け合う関係性を築く上で、入居者が地域の一員となることが大切と考えます。
そのためにも入居者とともに「日々の挨拶」「施設周辺の清掃」「地域行事への参加」「町内の集いや防災訓練への参加」等を積極的に行います。
そうしたことを経て日常から緊急時まで互いに何かあったときに助け合うことができ、「ああ、ここに施設があって良かった」となるよう「互助の関係」を築いていきます。

災害時の緊急一時避難場所

いつ、何が起こるかわからない自然災害。災害時の一時緊急避難場所として活用していただけるようにします。
(施設内空間、備蓄品など)

主治医・協力医療機関の選定

基本的には、主治医・かかりつけ医は、本人・家族が選んだ医師(病院・診療所)とします。
入居前の主治医・かかりつけ医がそのまま継続する場合もあれば、遠方になるなど変更になる場合があると推測します。
その場合は、外来受診・訪問診療などの受診形態などを加味して利用者・家族が選べるように支援します。
主治医がいない場合や主治医を変更する場合のために、受け入れて協力していただく医療機関を選定し、入居者・家族に情報提供します。

緊急時における協力医療機関との連携体制

原則として緊急時には、入居者個別の主治医・かかりつけ医の指示で対応します。
医療機関によっては夜間、休日等の診療を行っていない場合もありますので、あらかじめ主治医・かかりつけ医に診療時間外の対応を確認しておき、緊急時に速やかに、適切な医療を受けられる体制をとります。

顧問医師の体制

当グループホームで顧問医として、一般内科医師と認知症専門医師が、職員の相談にのれる体制を確保しておきます。

社会福祉施設との連携体制

北杜市内の社会福祉施設との連携は、北杜市との情報交換をさせていただきながらすすめさせていただきます。

緊急時における社会福祉施設との連携

緊急時には、同じ北杜市内にある社会福祉施設などとの連携を重視します。
 火災・災害等の緊急時の応援体制、
 災害備蓄品の受け渡し、
 情報の収集・伝達等を含む連携など

グループホームの連携

北杜市内のグループホームとの連携を図り、サービス向上に向けた取り組みの連携強化を目指します。
山梨県グループホーム協議会に加盟し、グループホーム同士の横のつながりを強め、認知症の人の支援の質の向上、グループホーム事業の発展に力を注ぎます。

わいわい白州 グループホームを運営するにあたっての地域での連携