「だんだん寄付」への協力のお願い
2016年1月に設立した「一般社団法人だんだん会」です。
法人設立の趣旨にそって、2017年から4つの事業を実施しています。
この度の寄付の目的は、来春、北杜市小淵沢にオープンする『わがままハウス山吹』『支援付き共生すまい山吹』の開設のためです。
『わがままハウス山吹』(多機能型共生シェアハウス)の概要
・山梨県立馬術競技場の近くで、「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」や「道の駅こぶちざわ」は徒歩圏内です
・ペンションを改築して床暖房・エレベーターなど完備。タイプの違う10部屋。みんなで集う共有スペースあり。
・居室にこもりきりにならず、温かいリビングで“暮らしあう”場
・虚弱高齢者から人生の終末期の方でも、また病状不安定で医療ニーズが高い方でも住まうことができる家・住宅です
(他県に住民票がある方、要介護ではない方でもOK)
・短期でも長期でも滞在可能です。終の棲家としての利用も可能です
・日中は、寄添いスタッフが常駐・支援し、医療・介護は地域内の熟達したチームで担当します
・住民団体『八ヶ岳根っこの会』といっしょになって準備・運営していく「住民との共同事業」です
・利用料金などの詳細は、これから決定しますが、ホームページに掲載していきます。
当法人は営利法人ではありません。地域にとって必要なサービスを作り上げることを目的にしています。この設立にあたり、「だんだん寄付」ぜひご協力くださいますようお願いいたします。
国土交通省「スマートウエルネス住宅等推進モデル事業」で「支援付き共生すまい山吹~空きペンションのイノベーション~」として補助金対象もなりました。
『支援付き共生すまい山吹』(空きペンションのイノベーション)の概要
超高齢でも、要介護でも、終末期でも、安心して暮らせる共生すまいです。
日中は、寄り添いスタッフが常駐し、いっしょに過ごし見守ります。
住民主体でのサロン活動も実施します。
暖かい居心地のいい空間をみんなで作り上げましょう!
①わたしの茶の間山吹(住民主体型サロン)
「根っこの会」が中心となって運営する
②見守りつきハウス山吹(見守りつき住宅)
対象:例えば、
・一人暮らしが不安な要支援者・要介護者
・我が家のような雰囲気の家でのショートステイ
・高齢の両親の介護のために、北杜に呼び寄せを考えている方
・施設入所の待機中の方など
(ただし、認知症が重度の方は要相談)
③別荘ホスピス山吹(重度者ケアハウス)
対象:ターミナル期の方、重度の医療ニーズのある方など
★日中(8:00~20:00)は寄り添いフタッフが常駐(見守り)
夜間帯の見守りが必要な場合は、別途料金となります
★夜間帯は、緊急コール対応します
★医療・看護・介護は、地域の熟達したチームが担当します
介護関連のサービスは外部からのサービス利用となります(訪問看護・訪問介護・定期巡回・デイサービスなど)
★医師は、ご本人が選ぶ医師にお願いする。必要時、訪問診療の医師を紹介する。
◆国土交通省 「スマートウエルネス住宅推進モデル事業」の補助金対象
企画・運営 一般社団法人だんだん会・八ヶ岳根っこの会
だんだん寄付 募集要項
<概要>
最も空き家率の高い山梨県。さらに風光明媚な自然環境に恵まれて移住者が多い八ヶ岳南麓(北杜市)で、空きペンションを改築して高齢者・終末期の方などが住まい集う「支援付き共生のすまい山吹」を創設し運営する。
創設・運営にあたっては、住民組織『八ヶ岳根っこの会』と共同企画・運営する。住み慣れた人だけではなく、「ここに住んで、ここで最期を迎えたい」と地元以外の方でも利用できるようにし、高齢期の移住も含めて短期・長期にここに住み集える場・拠点をつくる。
<全体像>
1.空きペンションを購入・改築し『支援付き共生すまい山吹』を創設する。
山吹が野生し、県立馬術競技場隣接の標高約1,000mの高原。
道の駅や地域開放型高級ホテルまで徒歩圏内の好条件の地。
2.『支援付き共生すまい山吹』入居・利用できるのは、以下のような住民。
①サロン『わたしの茶の間山吹』 (住民主体型サロン)
地縁・血縁が少ない住民のおしゃべり・つながりの場を、住民主体で作り、運営する。
根っこの会の事務局もここに置き、気軽に住民が出入りするハウスにする。
②24時間支援付き住宅山吹 (見守りつき住宅)
対象、
・一人暮らしが不安な要支援者・要介護者で在宅生活が困難な時
・我が家のような雰囲気の家でのショートステイ
・施設入所の待機中の方など(ただし、認知症が重度の方は要相談)
③別荘ホスピス山吹 (重度者ケアハウス)
対象:ターミナル期の方、重度の医療ニーズのある方など
「ちょっと別荘に行ってくる」という感覚で利用できるホスピス
★8時から20時までは、寄り添いスタッフが常駐する。夜間は緊急コール対応
3.医療・看護・介護サービスは、プロのチーム集団
・在宅死亡率日本一を目標とする地域の力量のあるプロ集団が担当する。
・医師は、ご本人が選ぶ医師。必要時、訪問診療の医師を紹介する。
・介護と看護は、外からのサービスを利用する。
・当法人の「地域看護センターあんあん」『定期巡回てくてく24』(一日複数回の訪問支援)はもちろん、他の介護サービスも利用する。
4.運営は、「住みよい共生すまい作り地域会議」で進める。
地域住民や利用者本人も参加した会議で運営していく。
メンバーは、
①八ヶ岳根っこの会
②入居者・利用者代表
③医師など医療・介護関係者
④行政
⑤地域住民代表
⑥当法人(一般社団法人だんだん会)
⑦その他
*当事者(利用者)主体
*地域への発信
*地域全体から理解度を高める
<特徴>
1.「支援付き共生すまい」にすること
多様なニーズのある利用者へのサービス等運営は難しい面があるが、訪問看護・介護に熟達した職員体制と連携で、多様な共同生活支援、ターミナルケアまで支えることができる。
単に高齢者住宅やホームホスピスではなく、不安な一人暮らしの方から、終末期の人まで幅広い層の方が利用できるようにし、利用者同士がつながりをもって暮らす家にすること。人口規模が小さい地域(北杜市人口4.8万人)で、地域の中の多様な需要・要望に応える内容となっている。
2.地域住民が主体となって創設・運営を行っていくこと
当法人は、創設主旨として「地域住民の主体的な活動を支援・応援する立場で住みよい地域づくりに貢献していく」と掲げ、その結果、地域住民の主体的な任意団体『八ヶ岳根っこの会』(通称、根っこの会)の設立が実現された。「在宅ホスピスボランテイア入門講座」、「サロン活動」は根っこの会の発案から出発した事業である。
今回の取り組みにおいては共同で事業創設・運営をすることとなり、入居者・利用者同士の潤滑油となり、さりげない見守りをご支援し、地域住民とのパイプ役となって、自らも充実した潤いのある生き方につなげていくことができる。
3.在宅ケアのプロ集団と地域住民のコラボネーション
この地域では、ここ数年、在宅支援のネットワークを着実に進めている。(先日は、身寄りのない独居高齢者の在宅での最期をプロ集団と住民で看取った)訪問診療の中核となる医師、在宅重度者対応を得意とする看護師集団、一日複数回訪問して在宅生活を支える介護看護集団、困難に見える利用者でも支えるケアマネジャー集団などが存在する。
さらにスキルアップして医療介護のプロ集団と、『在宅ホスピスボランテイア講座』受講終了(28名)の地域住民などが一緒になって取り組む。